校長挨拶

この度、鹿児島に九州初の環境系専門学校を開校いたしました。
「地球温暖化」「環境問題」は、身近であると同時に、未来の社会が見える・未来を予測する学問であります。世界でSDGsが掲げられている今、そうした問題に具体的に取り組める人材の必要性は益々高まり、未来の経営者、すなわち、学生には必須の分野であると感じました。

またITは社会の常識となり、世界とわたり合える、より高度な技術者も求められています。本校はアセンブラからJavaまで、基礎からじっくりと学びます。

一方、少子化と言われながら、普通の学校には行きたがらない生徒達も増えています。本校は小規模校ゆえに、既卒の方の転職支援やゆっくりと「学びなおし」ができる余裕を持っています。

環境問題やITに関心の高い皆さんは、本校で学び確実に就職していただき、また企業の方々は未来を任せる将来の幹部候補生として、本校の学生を見ていただきたいと思います。
教職員共に、どうぞよろしくお願いいたします。

学校長 榎園 克寿

<設立の趣旨>

企業アンケートより

questionnaire

設立準備中に、県内企業250社余りに環境に関するアンケートに答えて頂きました。(平成21年6月:当校調査)
環境マネジメント(ISO14001/EA21)をはじめ、公害防止管理者(水質)などの環境系人材不足で、継続に苦慮しているとの声が寄せられています。

※「環境マネジメント知識や情報処理技術を持った人材は就職に有利か?」との内容です。
※平成25年7月現在、鹿児島県内でISO14001:348社、エコアクション21:79社となり、取得企業は増加傾向にあります。

企業の6次産業化

鹿児島県は、食肉加工(牛・豚・鶏・鰹)、サツマイモ加工(焼酎・澱粉)、製糖(サトウキビ)分野の企業が数多く存在し、すでに全国区となっています。

農業漁業の加工・販売まで行う6次産業化に伴い、工場規模が大きくなり水質管理を必要とする工場が数多く存在します。(県内約70ヵ所)

公害防止管理者(水質)取得者の高齢化や事業の拡大に伴い、有資格者が求められています。本校は、九州唯一の公害防止管理者養成校と自負しております。